最新の歯科レーザー治療とは (歯科口腔外科治療)

当クリニックでは最近のアメリカの歯周病治療のトレンドになっているレーザーセラピーだけでなく、インプラントや口腔外科の手術等にレーザー治療の長所を生かし患者さんの術後の腫れや痛みを最大限に抑える治療を行っております。

術前正面写真(前歯のところに大きなでき物があります)

術前
妊娠中に一度気にされ来院されたが、妊娠性のエプーリス(良性の腫瘍)が疑われ、自然消失することがある旨を伝え経過観察を行っていたが、出産後も縮小消失しないことから、レーザーで治療を行った。


腫瘍切除直後
レーザーの最大の利点の一つである止血効果と治療部分の傷の綺麗さを生かし治療の直後にもかかわらず非常にきれいにかつ短時間に治療を終えられます。


手術翌日
もうほとんど治りかけています。もちろん痛みや腫れはなかったとのことです。


切除した腫瘍の切片の顕微鏡像
病理検査の所見では毛細血管の増生を伴う骨形成性が見られ、病理専門医のドクターから骨形成性のエプーリスであるとの診断をいただきました。


術後正面写真(傷跡が全くなくきれいに治りました)
このようにレーザーによる治療は患者さんにとって大きな利点がある治療法といえます。
また、このような治療も、歯科の分野(口腔外科)の治療のひとつになります。

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