歯性上顎洞炎の治療とCTによる治療診断評価

虫歯や歯周病が、蓄膿の原因となることがあることは、歯性上顎洞炎という言葉が知られるようになってきて、認識が高まってきましたが、その、診断、治療、評価の方法も様々な変化が見られるようになってきました。

150409(122)

術前の口腔内

150409(123)

150409(124)

150501(17)

右上奥の歯ぐきに痛み程でもない腫れと違和感がある

150501(16)

歯の根の病気が原因のようであるが、精密な検査が必要

150917(24)

CTにより症状の原因と状態が確認でき、確定診断が可能になる。

クリックして拡大

レントゲン診断の欠点、デメリットとして、症状を読影するための陰影(像の重なり)や基本的に硬組織(骨のみ、炎症像などは白く曇る程度、また、曇りがみられるときは症状が進んでいるときが多い)

この場合、虫歯が原因で歯根嚢胞、歯性上顎洞炎の初期症状がおこっている。

150917(22)

更に、コンピューター解析による歯と歯周組織の状態を、よりリアルにビジュアル化して把握することができる。

150917(23)

歯を支える顎の骨も溶けており、通常の歯科治療では、歯を抜いて治さなければ治療できませんが、当クリニックでは、このような状態の歯を抜かずに、また、歯周組織の骨の再生による回復治療が可能です。

150501(18)

150501(20)

虫歯治療、根管治療を行った。

150917(28)

2回目のアポイント時

腫れは一回目の治療で治癒するように治療ができている

150917(36)

下の歯も、同じような問題があったため、歯を抜かなくて済むように治療

150917(42)

内部の虫歯除去が必要

150917(46)

内部の感染牙質除去と、不良な根管治療の再治療

150917(54)

内部の感染牙質除去

150917(66)

治療後の定期健診時(初診時から4か月目)

150917(68)

150917(70)

150917(20)

治療後の定期健診時(初診時から4か月目)のCTによる治療評価

クリックして拡大

150917(18)

150917(18)ー

歯周組織の骨も再生して、歯がしっかりし、きちんと噛めるようになりました。

関連記事

  1. 歯を削らずに、数時間で歯の矯正とホワイトニング

  2. 3 セラミックインレー 咬合面観

  3. かみ合わせ検査

  4. 上顎洞炎(蓄膿症)のレントゲン

  5. 虫歯が何本あるか?

  6. 矯正治療、虫歯治療、根管治療、審美歯科治療による治療

カテゴリー

PAGE TOP