上顎洞炎(蓄膿症)について

上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)には、鼻に関係するものが原因の鼻性上顎洞炎と歯の病気(疾患)が原因の歯性上顎洞炎に区分されます。

つまり、上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)は鼻に関係する原因の鼻性上顎洞炎は耳鼻科で治療が行われますが、歯が原因の歯性上顎洞炎に関しては、歯科医院にて、あるいは、耳鼻科と歯科の両方の科による治療が必要になります。

歯性の上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)は主に、上顎の小臼歯および大臼歯部の歯周組織の炎症が上顎洞粘膜に波及し、歯性の上顎洞炎(いわゆる蓄膿症)を生じさせ、その原因になるのは、主に、歯の根の病気(いわゆる歯の神経の病気)の歯根膿瘍、歯根肉芽種、歯根嚢胞や、歯槽膿漏(歯周病)があげられる。

 

 

関連記事

  1. 3骨吸収と移植 Cスプリットクレスト 開拡装置とメンブレンを…

  2. 3骨吸収と移植 B骨吸収がわずかな場合の下顎臼歯部インプラン…

  3. 3骨吸収と移植 GリッジプリザベーションーCitagenix…

  4. CTによる骨密度の測定について

  5. 3骨吸収と移植 C上顎の骨増大術ーリッジスプリッティング メ…

  6. 2 第三大臼歯智歯と口腔外科 上顎洞内に根尖破片が陥入した場…

カテゴリー

PAGE TOP