精密検査の重要性と歯根膿胞の本格的な治療

当クリニックでは患者さんの本当の意味でのお口の健康維持の立場から、ご自身の歯の大切さを再認識していただくと同時により正確で適切な治療を行えるようた、適切な検査を受けていただくことが良いとおもわれます。


初診時(特に大きな問題は見られないように見えます。)


一般的な歯医者で行われる検査 (これでも特に大きな問題が見られないように見受けられます。)

当クリニックの精密検査
(丸の部分に緊急性を要するとおもわれる歯の根の病気が見られた。)
 
同部の拡大画像

検査後このことを患者さんにお伝えしたが、この時点では治療を希望されなかった。
一年ほどたったある日左の目の下まで腫れて来院された。
その日は緊急処置のメスによる切開、排膿処置を行いその数日後原因の歯の根の治療を行った。

歯の根の周りの骨だけでなく、その歯自身野の根もとけ始めていた。

術直後

二年後の定期健診時 歯の根の吸収が止まり、周りの骨も再生し、歯を失うこともさけることができた。

さらに一年後ほど、今度はもう一箇所指摘していた前歯の病気が原因で鼻の下から目の下までお顔が変わるほど急に腫れだし、病院で点滴を受け、歯科受診をすすめられ来院。
前回と同じくまず切開、排膿処置を行い症状を緩和してから、歯を残す治療を開始した。

初診時より病巣が大きくなっていた。

病巣があまりに大きかったため、抜歯や大胆な手術を避けるのであれば、当クリニックでの根管治療をきちんと受け、その後の経過観察もきちんとさせてもらうことを約束し治療を行った。

術後半年の定期健診

術後1年の定期健診
ようやく一本の歯は完治し、もう一本も病巣の骨がほとんど再生しかかっていることが確認できた。

このように患者さんに、当クリニックの正確な検査により事前に病気を予測し予防的に治療することが可能になり、また、質の高い治療で歯を保存再生することができます。

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