現在の症状、治療に対してのご希望などをお伺いします。(お顔とお口の写真、お口のレントゲン、歯のレントゲン等の基礎検査を基に)
歯の根元や周りに、歯ぐきの腫れが診られるとき、その腫れの原因になっている歯や、病巣を特定するために、造影剤入りのゴムの針をその部分にいれレントゲンをることで、より正確に診断できる検査方法を用いることがあります。
2本の歯の間にぷくっとした歯ぐきの腫れが認められます。
ゴムの針を刺した状態でレントゲンを撮影します。
レントゲンで、造影剤入りのゴムの針の先が、その病巣を正確に指示しています。
このレントゲン検査で、病巣が後ろの方の小臼歯にあると分かりました。
この検査は、瘻孔(フィステル)と呼ばれる歯の根の膿の出口(排膿路)が認められ、なおかつ、どの歯がその原因になっているか、鑑別診断が難しいときに大変有効な検査になります。
CTによる、歯の根の病気の診査と、上顎洞炎(蓄膿症)、歯性上顎洞炎への影響と、鼻性上顎洞炎との鑑別診断
歯根嚢胞は認められるが、上顎洞炎は認められないタイプ(ステージ、段階)の歯の根の病気
歯根嚢胞が認められるが、上顎洞炎に移行しているタイプ(ステージ、段階)の歯の根の病気
また、症状のある場合、緊急処置を先に行い、痛みや腫れを抑えます。その場合、抗生物質の投薬や、場合によっては、切開排膿処置などの消炎治療も併用しなければならない場合もあります。
その際に、なるべく痛みや腫れを緩和するために、北山吉川歯科クリニックでは、レーザー治療を行うこともあります。