歯を抜かないための審美歯科治療 (根管治療の再治療、Endodontic retreatmentを含む)

当クリニックでの審美歯科治療とは歯をきれいに見せるための治療ではなく、歯を抜かずに、きれいで健康的に歯を保つための治療であると考えて治療を行います。

そのためには、目に見えない、根管治療(Rootcanal treatment, Enddontic treatment)と呼ばれる大切な歯の基礎治療や本格的虫歯治療を行うとともに、それに先立ち、きちんとした歯の精密検査と診断を行って治療を進めます。


前歯4本が金属セラミックの白い歯になっていますが、審美的な問題以外に専門的に見ると、歯科的な健康の問題もありました。

  
歯の根の病気や虫歯などを大きなレントゲンと細かなレントゲンで精密に検査診断していきます。

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セラミックの歯をはずすと中の歯はボロボロでした。

さらにその歯の根の中までボロボロで真黒でした。


きちんと治療し始めると、虫歯や歯の神経の壊死部分などが大量に飛び出るようでした。


根管治療の再治療まできちんと行い、

審美的で金属を使わない土台で歯の根を修復します。

残りの歯も同様に歯の根の先までボロボロでした。

虫歯を完全に除去してから根管治療の再治療を始めましたが、根管からたくさんの感染歯牙質が出てきました。<br />

きれいに土台と歯茎になりそこに金属を使わないセラミックの歯をかぶせました。

基礎治療からきれいにして、歯を抜かなくてはいけなくなる前にきちんと治療ができました。

このような治療は、歯をきれいにやり直すというよりは、歯を残すために必要な治療といえます。

また、差し歯が外れてくるころには、歯をその後も長くきちんと残すことが難しいことが多くみられるため、適切な検査と治療をうける必要があります。

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