レントゲンによる検査について(デジタルレントゲン)

レントゲン(X線)検査は歯科疾患の予防や治療に欠くことのできないものです。視診(直接肉眼でみること)だけでは、実際の5分の1程度も把握できないといえます。
患者さんはレントゲン(X線)検査の放射線の被曝について気にされることがあるかも知れませんが、実際には、通常の日常生活において、太陽光線などにより、自然に被爆しており、その線量はおよそ、一年間で約1.5mSv(マイクロシーべルト)といわれています。

(東京電力館展示資料より )

そして、歯科用レントゲンは部分用フィルムで一回約0.016から0.040mSvで全体用フィルムで約0..040mSvといわれています。
つまり、約2日ほど普通に生活している量にすぎません。
さらに、現在、当院では、パノラマレントゲン(顎のレントゲン)、セファロレントゲン(顔のレントゲン)、デンタルレントゲン(歯のレントゲン)のすべてのレントゲン検査がデジタルX線の使用により従来の約4分の1から8分の1の線量で撮影するため放射線被爆は全くといっていいぐらい影響がありません
このほか、鉛の防護エプロンをつけるためさらにマイナス面を考慮する必要はありません。
レントゲン検査は完全な診査をする際に欠かせないものであり、早期発見早期治療に最も有効な検査のひとつです。

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